従業員満足度が高い世界の企業ランキングTOP10!日本企業は?

アメリカの「フォーチュン誌」は、毎年グローバル展開している企業の中から「働きがいがある会社」ランキングを発表しています。(上位25社)

調査したのは、サンフランシスコに本部のある「Great place to Work Institute」。

世界60か国以上の企業を対象に従業員の働きがいに関する調査を行う専門機関で、フォーチュン誌においては1998年から発表しています。※日本国内では2005年から活動しています。

今回は2018年10月に発表された2018年度「働きがいのある会社」において見事トップ10入りした世界の企業をランキング形式でご紹介します。

今年度は57の国と地域、270万人の従業員のアンケート結果が反映されています。

従業員満足度が高い世界の企業ランキング

1位「Salesforce」

本社:アメリカ

業種:IT

従業員数:32,000人

1位はアメリカのIT企業、Salesforceがランクインしました。

同社はCRM(顧客関係管理)ソリューションを中心としたクラウドコンピューティングサービスを展開しており、フォーブス誌「世界で最も革新的な企業」でも常に上位にランクインしています。

同社の日本法人は国内ランキングでも1位にランクインしており、本国の経営方針がグローバルに展開する系列企業にまで浸透していることがうかがえます。

2位「Hilton Worldwide」

本社:アメリカ

業種:サービス

従業員数:161,000人

2位にランクインしたのは世界各国でヒルトンホテルチェーンを展開するHilton Worldwideです。

国内のヒルトンホテルの従業員の評価も「職場環境」「仕事のやりがい」「社会貢献度」などの多くの項目で高評価、全体にも安定していますが、Great place to Work Instituteの調査では評価が高かった上位10か国には入っていませんでした。

3位「Mars,Inc」

本社:アメリカ

業種:製造業

従業員数:10万人

3位はアメリカの大手食品製造業、Mars,Incでした。

Mars,IncはスニッカーズやM&M’Sなどのチョコレート製品が有名ですが、ペディグリーやカルカン、シーザーなどのペットケア製品も製造しています。

日本国内では「マース ジャパン」として展開しており、従業員による評価は高水準ですが、こちらも評価が高かったトップ10か国には入っていません。

4位「Intuit Inc」

本社:アメリカ

業種:IT

従業員数:8781人

4位はアメリカのIT企業、Intuit Incです。

同社はアメリカ国内を中心にカナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏で税務ソフトウェア、クラウドサービスを展開しており、アメリカでは圧倒的なシェアを誇ります。

2008年に現CEOであるブラッド・スミス氏が就任して以来、株価が5倍に跳ね上がるなど好調で推移しており、今後はインド・フランス・ブラジルなどへも本格的に展開していくようです。

5位「The Adecco Group」

本社:スイス

業種:人材サービス

従業員数:34,000人

5位はスイスに本社を持つThe Adecco Groupがランクイン。

日本では「アデコ」として知られている人材派遣などの総合人材サービスを英語圏・フランス語圏・ドイツ語圏をはじめ世界60か国以上で展開しています。

同社は日本法人でも従業員評価は高く、特に法令順守意識が際立っていますが、Great place to Work Instituteの調査で評価が情上位に入る国はドイツ語圏やヨーロッパ各国が多数を占めています。

6位「DHL」

本社:ドイツ

業種:運輸業

従業員数:98,000人

6位はドイツの航空機を主体とした国際運輸会社、DHLでした。

日本ではDHLジャパンとして展開しており、外資系企業らしく、法令順守意識や人事評価の適性感などで従業員から高評価を得ており、Great place to Work Instituteの調査でも評価の高かった上位国に入っています。

7位「Mercado Libre」

本社:アルゼンチン

業種:IT

従業員数:6,922人

7位はアルゼンチンに本社を置きイーコマース事業などを展開する、Mercado Libreです。

「Mercado Libre」はアルゼンチンでは有名なショッピングサイトで、同国ではアマゾンのような感覚で利用されているようです。

8位「Cisco」

本社:アメリカ

業種:IT

従業員数:72,904人

8位はアメリカのコンピュータネットワーク機器開発会社、Ciscoがランクイン。

日本では「日本シスコシステムズ」として展開していますが、従業員評価は大変高く、国内の総合ランクイン上位企業と比較してもそん色ありません。

特に評価が高いのは「待遇面」「法令順守意識」「20代成長環境」で、総合評価でも5段階評価の4以上となっています。

9位「Daimler Financial Services」

本社:ドイツ

業種:金融業

従業員数:12,297人

9位はドイツの金融・保険会社Daimler Financial Servicesです。

日本では「ダイムラー・ファイナンシャルサービス日本」という名前で展開しており、Great place to Work Instituteの調査でも評価の高かった上位国にも名を連ねています。

10位「SAS Institute Inc.」

本社:アメリカ

業種:IT

従業員数:14,328人

10位にランクインしたのはアメリカのSAS Institute Inc.です。日本法人はSAS Institute Japanとなります。

日本法人の従業員評価は上位と比較すると特筆するものはないものの、法令順守意識が最も高く、外資系企業の特徴ともいえる評価内容となっています。

また、Great place to Work Instituteの調査でも評価の高かった上位国にも入っています。

まとめ

働きがいがある会社ランキングベスト10を見てきましたが、日本企業は残念ながら25位以内にもランクインしていませんでした。

Great place to Work Instituteがアメリカの機関で評価基準も欧米諸国の価値観が反映されていることもありますが、ベスト25にはアルゼンチンやペルー、ブラジルなど南米の企業もランクインしています。

日本企業は事業規模や売り上げで国際的に評価されている企業はたくさんあります。

しかし、従業員からの評価という点ではまだグローバルスタンダードには追いついていないという現状が映し出されているのかもしれません。

植前 健太郎

産業カウンセラー 国家資格キャリアコンサルタント

飲食・流通業界出身。企業・自治体・学校と幅広い領域にてキャリアサポートを行う。

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