【ストレスチェック】面接指導の費用はどれくらい?産業保健師が解説

ストレスチェック実施後、面接指導を外部に依頼した場合、どのくらいの費用がかかるものかご存知ですか?

本来は、その事業場が契約している産業医が実施してくれれば良いのですが、「精神科は専門ではないから外部に委託してほしい」と言われてしまうことも少なくありません。

そういった場合、どうすればいいのか?

どのような点に気をつけるのか?

そして、肝心な費用はどれくらいなのか?

今回、産業保健師がお答えします。

>>ストレスチェックまとめ!準備から高ストレス者対応まで【産業保健師が解説】

ストレスチェックの面接指導を行う際のステップ

ストレスチェックとその後の面接指導を行う上でのステップについて、ここでご紹介します。

<Step1>

ストレスチェックを実施する

<Step2>

ストレスチェックの結果を返却する

<Step3>

高ストレス者に対して、面接指導を受けるよう勧める

<Step4>

高ストレス者による面接指導の希望を聞く

<Step5>

産業医(その企業の産業医が実施できない場合、外部委託も可能)による面接指導の日程を調整する

<Step6>

面接指導を実施する

<Step7>

面接指導の結果を産業医から確認し、通常勤務が可能か、就業制限・配慮が必要か、実際にどう対応すべきかなどを具体的に確認する。休業の必要性を確認し、その後の対応を行う

面接指導を外部委託する前に

その企業で産業医を行っている医師が面接指導を行う場合、常勤の医師であれば、その契約の範囲内で面接指導が行われます。

しかし、精神科診療の経験が乏しい産業医の場合、高ストレス者の面接指導は難しい場合があります。

そうした場合には、面接指導を外部に委託することを検討することも必要です。

ストレスチェックは、個人情報を取り扱うことになりますので、外部の機関に委託した場合、そこから更に別の機関の産業医に再委託をするようなことになると、情報漏洩の危険度が増大します。

情報セキュリティの観点から、できるだけ1機関で完結できる機関であることが望ましく、その点を確認してから契約することが求められます。

面接指導を外部委託した際の費用

「ストレスチェック後、産業医面談ができる産業医がいなくて困っています。」

こういった企業からのご相談は、筆者が代表を務めるCNSネットワーク協議会でも受けることが多くあります。

その場合には、精神科を専門とする産業医を紹介する業務も実施しています。

費用については、1人の高ストレス者の産業医面談をお引き受けして、30,000円です(産業医との日程調整や産業医面談の結果通知を含む)。

面接指導は、できるだけ業務時間内に設定しますが、時間外となってしまった場合には、その労働者の時間外手当(残業代)は、会社が支払う方が望ましいといえます。

面接指導を行う際の注意点

ストレスチェックの担当者は、面接する医師に対して、ストレスチェックの結果を伝えることは元より、ストレスチェックを実施する月と、その前2か月位の残業時間を面接する医師に伝えるとよいでしょう。

その他、繁忙期だったのか、閑散期であるのか、職場遵守をしていて、産業医や産業保健師は何と言っているのか、などの情報をあらかじめ産業医に伝えておきましょう。

例えば、CNSネットワーク協議会で、産業医をご紹介してお繋ぎする場合には、

・「過去半年間で長時間労働(残業)の有無」

・ストレス要因となり得る勤務状況

・ストレスの程度の評価

・医師判定の背景として特記すべき事項

などのような情報を医師に伝えるように人事の方にお願いしています。

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後藤美穂

看護師 保健師

NPO法人CNSネットワーク協議会/ほっといい場所ひだまり 代表理事

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