パワハラ上司の特徴と性格とは?ルパン三世を例に社労士が解説

パワハラ上司の言動に悩ませられる毎日の職場、一体パワハラ上司の性格はどうなっているのでしょうか?

パワハラ上司と一言で言っても千差万別で、人の内面にも係わってくる問題ですので、表現することが難しい面があります。

そこで今回は例として、「ルパン三世に出ているメンバーがパワハラ上司だったらどうなるか?」という仮説から、パワハラ上司の特徴と性格をご紹介してみます。

>>【社労士解説】パワハラ問題まとめ〜定義・対策・事例・相談先・訴訟〜

もし、ルパン三世がパワハラ上司だったら?

狙った獲物は逃さず、「道がなれりゃ作っていくまでよ」と困難なことに対して、非常に真面目な取組をする一方で、軽やかにユーモアを交えて仕事を進めていく、その姿を見ていると素晴らしい上司かもしれません。

しかし、彼の性格にはこんな一面があります。

・とても優柔不断、さらに実行段階で、細かい点に注意を払うことは大の苦手

・細かいチェックは他人任せ

・モラルを無視した言動で、他人を不快にさせる

こういったパターンの場合、大雑把な指示の割に口うるさく、自分の価値観を押し付けてくることが多いです。

自分の価値が理解されないと相手を策略で追い詰め、能力以下の仕事しかさせないようなことをして、部下のモチベーションを下げて排除するようなことも平気でします。

また、女性に対しては冗談のつもりの言動がセクハラになっていることが少なくなく、不快に思っている部下も多いはずです。

もし、次元大介がパワハラ上司だったら?

常にクールなその姿が語る印象は、現実的でリスク察知能力が高く、「俺たちの世界では、同じ腕のヤツはいらねぇんだ」という台詞からも、自分の能力に対する自信が十分にわかります。

しかし、彼が上司になると以下のような側面がリスクとして潜んでいます。

・クールな見た目とは異なり、怒りを抑えきれなくなる時がある

・部下の感情に配慮せず、話の矛盾や疑問点を問い詰める

・相談することなく独断行動して部下を困惑させる

もともと一匹狼的なタイプであるため、コミュニケーション能力は決して高くありません。

相手に自分の言いたいことが相手に伝わらないとき、それは怒りとなって爆発することがあります。

そしてその怒りは身体的な攻撃へ姿を変えます。

もし、石川五右エ門がパワハラ上司だったら?

厳しい鍛錬を重ね、何でも鋭く切ってしまいます。

普段から口数が少ないため、静かで温和なように見えますが、実際には怒りを静かにためているだけで、ひとたび抜かれた切れ味鋭い彼の言動にはこんな一面が潜んでいると考えられます。

・視野がせまく、他人の能力や実績を素直に認めない

・部下に対しても常に生死をかけた緊張感を強いる

・周囲を観察して臨機応変に対応を変えることは苦手

過去の実績からプライドが非常に高く、ある意味では傲慢な上司です。

その発する言葉は相手を容赦なく切りつけますが、本人に自覚はなく「またつまらないものを切ってしまった」とくらいにしか思っていません。

もし、峰不二子がパワハラ上司だったら?

その魅力で虜になった男は世界中にいるはず。

「裏切りは女のアクセサリーよ」と言って許されるのは彼女くらいかもしれません。

そんな不二子を次元大介は非常に嫌っています。状況を見て、敵と味方の立場を上手く使いこなす計算ができるところが合わないのでしょうね。

・自分の利益のためなら裏切ることに躊躇がない

・口が達者で、嘘はその内容に真実性を感じさせる

・厚かましく礼儀知らず

こんな彼女が上司の場合、その魅力に取り込まれて、いつの間にか長時間労働をさせられていたり、また仕事の失敗は部下の責任に、成功は自分のものとして経営陣に上手く報告されてしまうかもしれません。

下手に逆らうと、仲間外れにされて組織の中で孤立をさせられそうです。

もし、銭形警部がパワハラ上司だったら?

ルパン一味を捕まえるためなら何でもしますが、その真面目な姿勢が滑稽に見えることがあるくらいに一途です。

仕事柄、本質を見抜くことに長けており、「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」など、目に見えなくても見抜く力を持っています。

頼りになる上司になるかもしれませんが、以下のような一面からパワハラ上司へと豹変するリスクがあります。

・権力大好き権威主義者

・多様な価値観は認めず、考え方自体が硬直している

・急な方向転換をして、周りがついていけない

急な方向転換をして、部下を困惑させることもよくありますが、自分が判断し指示したことに対して、他の方法の提案や異を唱えることはご法度です。

それは彼の権威を傷つける行為となるためです。

そして、その権威を使って様々な嫌がらせをしてきます。

特に、オリジナリティあふれる考え方に対しては理解が少なく、しかも返す言葉には感情への配慮が全くありません。

上記5人の3つの共通点とは?

パワハラ上司の特徴を解説する上で、個性が際立つ、ルパン三世の登場人物5人を切り口にしてみました。

この5人の共通点は、

・能力優秀
・実績あり
・目的達成のためなら他人の感情は気にしない

という点にあります。

目的達成のために、他人の感情を無視した言動が度を超すと、パワーハラスメントに変貌を遂げていきます。

パワハラはどこでも発生しうる

「能力優秀」「実績あり」という点で、組織としてはパワハラ防止の指導が難しい一面もあるかもしれません。

もちろん、目的達成は重要なことです。

一方で、パワハラは数値目標に厳しい業界や部門に集中して起きるのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし一見、数値実績とはあまり関係がないと思われる国家公務員の世界でもパワハラは発生しており、そのことは人事院が公表しているデータからも読みとれます。

公務員の世界でも発生しているとなると、パワハラはどこの業界や部門でも発生しうると考えておいて間違いはなさそうです。

パワハラ発生を放置しておくことは同時に組織の問題にもなりますので、発生予防と対策に普段から注意を払うことが重要です。

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吉村和也

社労士

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