【看護師執筆】看護師転職の悩み…6つの本音と3つの解決策とは?

人の役に立ちたいと思い、目指して看護師になったのに身も心も限界を感じてはいませんか?

「もっと良い環境で働きたい」と思っていても、どのように判断して転職するべきかわからない…と悩みながら、日々働いている方はいらっしゃるはずです。

この悩みから抜け出す前に一度、今の現状を一緒に整理してみましょう。

看護師の私が転職した理由とは?

私が転職をしたときの理由は、以下の2つになります。

・急性期ケアのスキルアップ

・自分の時間や生活スタイルを仕事に縛られることなく、より楽しいものに変えたかった

転職をする理由は人それぞれですが、転職することにおいて少なくとも自分にとってメリットが増えるように自分中心に考えていくことで、新たな自分への挑戦や発見によってより良い転職先を見つけることができます。

看護師が転職を悩む理由(ポジティブ編)

①キャリアアップしたい

まず、初めに転職を考える理由の一つとしては、キャリアップを求める人が多いのではないでしょうか。

キャリアップをしたいと考える中でも、環境の変化を求める人もいると思います。

しかし、漠然としたキャリアップのための転職について考えると何を基準に転職を決めれば良いのか、分からなくなりますよね。

そのため、転職するタイミングや今の職場の状況を考えてしまい、転職に躊躇して悩んでしまう方が多いです。

まずは、今の自分に何のスキルが足りていなくて、どの分野でのスキルアップを目指したいのかを考えましょう。

そして、今働いている病院や機関で磨きたいスキルを向上させることができるのかを考えましょう。

それらがスキルアップの転職を考える一歩となります。

自分から学んでいく姿勢や目標を持つことなどにより、場所に関係なく自分でスキルをアップすることはもちろん出来ます。

しかし、今所属している部署でできることとできないことを考えることによって、転職する悩む理由が明確になります。

ただ病院を変えるだけの転職ではなく、”スキルアップのため”の転職を考えることによって、転職後になって「何をしたかったのか」などと悩むことはなくなるのではないでしょうか。

②プライベートを充実させたい

転職を考える中で、次に多い理由としては「決められた公休や有休をしっかりと確保できるか」というところでしょうか。

やはり、日勤・夜勤といった不規則な勤務を続けるには、メリハリをつけた休息とプライベートが必要です。

休息やプライベートの時間が持てないと、ストレスも溜まりやすくなり、何のために働いているのか分からなくなりますよね。

それぞれの病院によって、休みの数や有休を取れる雰囲気など変わってきますので、病院で働く上で休みをしっかりと取れる体制が整っているのかという確認はとても大切です。

休みの取れない働き方は、自分自身の生活・健康にも悪影響となります。

また、大切な休みや自分のライフスタイルに合わせた仕事環境を見つけることによって働く意味も見出せる可能性もあります。

ただ、転職する際に休みについて、実際の状況を伝えてくれることは少ないので、採用担当者または転職サイトで「どれくらいの有休消化率なのか」など聞くなどして把握するようにしましょう。

就職してから知らないことはたくさんありますので、必ず知っておくことができる情報は前もって把握しておくことで、新たに転職を考える際に必要以上に悩まずに解決できることがあります。

③年収を増やしたい

病院の規模や、勤務する分野や手当によってお給料・年収は変わります。

転職を悩む上で、お給料の面でも気にする人が多いです。

私立の病院と公立の病院を比べると、基本給や手当、ボーナスの差は多少あります。

また、病棟勤務であるか外来・クリニック勤務であるかによっても年収は変わってきますので、転職をする際には必ずお給料の細かい手当などについて知ることが大切です。

ですが、基本的には大きな給料格差などは見られません。

基本給はどこもだいたい同じでありますが、夜勤手当などによって大きく変わってくる場合がありますので、手当等の内容についても注意して確認する必要がありますね。

年収を増やしたいと思い悩んでいる方は、基本給と諸手当について今の職場と比較してみてみることをおすすめします。

一生懸命働いた分、お給料へ変わっていると嬉しいですし、プライベートも充実することになりますね。

看護師が転職を悩む理由(ネガティブ編)

①残業をしたくない

転職に悩む際にもうひとつ考えてしまうのは、残業についてではないでしょうか。

残業があるのが当たり前のところもありますし、定時で終われるところもあります。

また、いくつかの看護業務に加えて、教育・勉強関連における委員会業務、会議に出席しなければならない状況もあり、看護師の仕事は単に看護業務だけではありません。

看護師の仕事内容が多いことや何かの役職についた時など、残業を強いられるケースが多いです。

上司に言われるとやらざるを得ない状況があり、残業をしてしまう人は多いかと思いますが、本当に必要な業務なのか、残業をする前に一度立ち止まって考えて業務整理について提案することも良いですね。

急変時などの必要な業務もありますが、無駄だと感じる業務もあるはずです。

しかし、組織自体をすぐに変えていくことは簡単なことではありませんので、残業に耐えられないような状況であれば、残業の少ない病院へ迷わず転職することは決して悪いことはでありません。

残業によって自分の大切な時間を削られてしまう生活について一度、考えてみましょう。

②思いやりのない職場の人間関係

看護師が転職をしたいと思う理由で、一番多くの割合を占めるのは人間関係ではないでしょうか。

人と関わる仕事である以上、人間関係問題は避けては通れません。

どこの機関で働いていても、医療・看護チームの一員として役割を担っていくことが看護師の仕事ですが、その中に思いやりのない上司や同僚は存在します。

実際に仕事を辞めることもできずに、人間関係で悩みながら日々ストレスを抱えながら働いている看護師は少なくないでしょう。

もし、人間関係が良くない職場で働いている人は、何が問題で人間関係の雰囲気が良くないのか見極めてみてください。

まずは、理不尽な状況があるのかないのかを知ることが必要です。

理不尽な状況を知りながらもまだ続けたいと思うのならば、自分の行うこと全てに根拠を持った上で自信を持って発言したり、行動したりしてみてください。

また、理不尽な状況を指摘してみることも大切です。間違ったことをしていないのであれば、自然に状況や雰囲気は変わっていきます。

もしくは、何も気にしないように全ての関係を割り切って付き合っていく術が必要です。

「もう続けたくない」と思う気持ちがあれば、あなたにあった良い職場を見つける可能性は大いにあるので無理せずに思いやりのない職場に留まる必要はありません。

自分の心と大切な患者さんのために良い人間関係のある職場が必要ですね。

③業務のようなの看護

最後に看護師が転職したいと思う理由として、日々決められたルーチンワークのなかで看護師として働く意味を見出すことが難しく感じることではないでしょうか。

「人の役に立ちたい」

「患者さんのケアをしたい」

と思い志した看護師の仕事が、実際の臨床現場では業務だけの看護になっていたりと、想像とはかけ離れている時があります。

生活のためとは言えども、業務のようにこなしていかなければならない看護はモチベーションも下がる結果となってしまうはずです。

しっかりと倫理に沿って業務を決められている病院や、大きな公立病院であっても業務だけの看護になっていることは少なくありません。

就職してしまう前に、一度見学や体験をすることで実際の看護業務を知ることはとても大切なことですので、参加することをおすすめします。

決して、どこの病院も業務のような看護を必要とはしていませんが、少なからず業務のような看護を提供してしまっているところはあります。

自分自身の看護観と患者さんを守るためにも転職においては必要な確認するべき項目であります。

転職すべきか悩んだ時の3つの解決策

①現在の職場で何を嫌だと思うのかを考える

転職すべきか悩んだ時、まず初めに自分と向き合って考えてみることが大切です。

たくさん複雑な思いを抱えて悩まれている方が多いと思いますし、何から考えていけば良いのかわからないこともあるかもしれません。

ですが、転職したいと思う気持ちはどこから来ているものなのか、自分に問いかけてみることでいやだと思う問題が必ず見えてくるはずです。

問題を明確することによって、自分にあった職場を見つけ出すことに近づけます。

現在、仕事を辞めたいと悩むことに対して一度、自分の状況について客観的に見て問題はどこにあるのか、考えてみましょう。

②嫌だと思うことに対して解決できるかを考える

上記で述べたように、自分にとって何が嫌に思うのかを考えた後は、それぞれの問題に対して自分で解決できる問題なのかどうかを考えてみましょう。

また、職場の理解を得られたり、協力してもらえる状況なのかも次に考えましょう。

少しでも、今の職場で続けたいと思う気持ちがあれば、自分の嫌だと思い抱える問題を一番信頼できる上司や師長に直接お話することで改善する場合があります。

師長の立場から、大きな病院の規定を変えることは難しいことかもしれませんが、改善・解決可能な問題に対してなら管理者として協力する義務があります。

もちろん、上司による協力が得られない場合もあるかと思います。その場合には自分自身で解決していくことができる可能性は低くなりますので、迷わずに次の選択肢に進みましょう。

③勇気を持って転職する

上記で記載したように、どんな状況のなかでも必ず選択肢はありますので、職場と自分では解決できない問題であれば迷わずに転職することをおすすめします。

転職する前に、辞職することを上司に伝えなければならないというステップが待っており、このステップで悩み躊躇する人が多いですね。

また、辞職することを受け入れてもらえない場合も多くありますが、雇われている側にも「退職の自由」という民法が規定されていますのでしっかりと伝えましょう。

また、職場に残る同僚のことや様々な仕事のことを思うと申し訳ない気持ちになるかと思いますが、ストレスを抱えて自分自身や生活を犠牲にしてまで働く必要があるのかと自分を中心に考えてみてください。

もちろん、雇う側も私たちの時間を犠牲にして業務が成り立っている部分もありますので、申し訳なく思う必要はありません。

辞職を受け入れてもらえない場合には、労働基準監督署もしくは弁護士に相談しましょう。

辞職するステップはとても勇気のいることであり、躊躇して辞職すること自体も辞めてしまうケースが多いです。

簡単ではありませんが、少しの勇気があれば、必ず新しい道は見つかります。

さいごに

転職したいと思う理由は人それぞれではありますが、自分にあった職場を見つけるために、自分で解決できることが必ずあります。

また、転職をサポートしてくれる機関もありますので、諦めずに自分自身の健康や時間、仕事スタイルについても考えていきましょう。

何よりも自分と向き合い、よりよい職場を選ぶことで患者さんとも良い関係を築くことができるのも事実です。

看護師として働くことにおいて、より仕事へのやりがいや楽しさも増えていくでしょう。

村上生

看護師

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