看護師の転職先の選び方は?求人情報・選考過程・自分軸から先輩看護師がご紹介

看護師の転職活動で、自分の希望の条件と転職先がなかなか合わずに、何を見て決めていけば良いのか分からず悩んでいる方がいるかもしれません。

求人の詳細をみるなかで、何についての項目が重要なのか一緒に確認していきましょう。

一般的に良い職場の求人情報には、どんな項目が揃っているのかをまず見ていけたら良いでしょう。

一番初めに、あなたは何についての情報を確認しますか?

看護師の求人情報で最低限抑えておくべき3項目

①基本給・諸手当

まず一番初めに、確認する必要があるのは基本給ではないでしょうか。

場所によってそれぞれ基本給は違います。大きな差はありませんが、時間外業務による手当などの諸手当を除くと、基本給がベースになり、また税金などで引かれてしまう部分もあるため、基本給20万はキープしておきたいところ
だと考えます。

また、基本給はなかなか年数がないと上がりにくいところがほとんどですので、初めから基本給が高いところを選ぶことによって今後についても良いと考えられます。

次に諸手当についても確認が必要です。

基本給は大体同じところが多いですが、諸手当についてはバラツキがみられます。

例えば、夜勤手当や残業手当などです。

夜勤手当は、酷な勤務でありながらも安い手当の場合がありますので必ずチェックして下さい。

また、勤務形態によって夜勤手当は変わってきますので、準夜勤手当、深夜勤手当を確認する必要があります。

ちなみに、平均は準夜勤手当4000円前後、深夜勤5000円前後です。

上記で述べたように、必ず基本給と諸手当を必ず抑えましょう。

私も実際に働きたい分野での病院を絞ってから、基本給と諸手当については必ず確認して、様々な求人情報を見比べて良いところを見つけていました。

やはり、働く以上、良いお給料のところで働きたいと思うので、お給料については最も重要です。

②勤務形態

次に勤務形態についてです。大体の勤務形態は2交代制か3交代制かといったところですね。

現在の職場形態と、気になる次の職場先の勤務形態が一緒なのか、または違う勤務形態でも自分が適するのかどうかイメージすることが必要です。

自分にどの勤務形態が合っているかは、人それぞれですが少しでもイメージすることでわかるかもしれませんね。

私は2交代制、3交代制、変則2交代制の勤務形態で働いたことがありますが、個人的には2交代制が合っています。

一度勤務してしまえば、働く時間は長いですが、その分翌日は必ず休みですし、集中して患者さんと関われることができるため私には合っていました。

勤務形態について確認する際に、2交代の場合でも変則2交代の場合がありますので、しっかりと勤務形態について確認する必要があります。

私が求人情報を実際に見て転職先を探している時、勤務形態については2もしくは3交代しか見ていなかった経験と、働いていた病院での変則2交代の勤務形態を理解していなかったために、正直自分には合っていない勤務をしていた経験があるため、必ず自分に合う勤務形態を選んでほしいです。

③有休消化率

最後に抑えてほしい項目としては、有休消化率です。

働いている以上、休みが欲しいと思うのは当然です。

また、労働者には勤務期間によって変わりますが有給休暇は必ずあるものであり、休暇を取る権利があります。

看護師の有休消化率は50パーセント以下となっており、平均的に取得できる日数は8〜9日間です。

今まで働いている中で有休消化について、有給日を数えながら同僚と話す機会が一番多いのではないかと思うぐらい、今の社会では有給を自由に取ることができるところは多くありません。

最近は、有休消化できるところも徐々に増えてはいますが状況としては少ないですね。

そのため、有給がどれくらい取れるのかを確認する必要があります。

有給を取れる現状なのかは実際に求人をみてはわかりませんが、有給や休暇についての情報欄を必ずチェックするようにして下さい。

また、詳しい状況を確認したい場合には直接求人施設へ聞いたり、転職会社に仲介に入ってもらっている場合には聞いてもらいましょう。

と言っても、有給休暇については、実際働いてみないと分からないところではありますが確認することは無駄ではありません。

実際に私はあまり有給休暇については確認したことがなく、また入職してからも有給休暇を取れる機会はほとんどなかったと言って良いほどでした。

だからこそ、確認してほしい項目であります。

書類や面接などの選考過程でチェックしておくべき3つのポイント

どのような選考過程があるのか確認しましょう

転職先をいくつか決めた後に必ず待っているが選考についてですね。求人施設によって、どんな選考過程があるのかは変わってきます。

選考内容として、まず必ず面接があります。次に多いのは小論文ですね。

小論文の内容としては、実際にケアした患者さんとの出来事に沿った看護観を記述するものが多いです。

ほとんどのところが面接と小論文のところが多いですが、稀に医療・看護知識に関するテストもあります。

落とすような試験ではないと思いますので基本知識があれば、大丈夫です。

選んだ転職先では、どのような選考基準があるのかを必ずチェックしておきましょう。

②面接において面接担当者の評価をする目線を持つ

面接を受ける時に評価するのは採用担当者だけではありません。

もちろん、働く側も雇う側の人柄などを評価することが必要と言えます。私の今までの転職体験から実際にお伝えできることです。

もちろん、採用担当者はこちらの第一印象や看護への考え方などをチェックしています。

ですが、余裕があれば採用担当者の人柄についても観察してみましょう。

採用担当者の多くは看護部長であったり、師長が参加していることが多いです。

そのため、面接で看護部長や師長の人柄はこちらも第一印象でわかることができます。

優しい雰囲気で人柄の良い採用担当者は、必ず病棟や部署でスタッフを思う頼もしい管理者であると判断できます。

一概には言えませんが、大体管理者の雰囲気や人柄で部署のイメージや雰囲気は決まりますので、こちらからも評価できるような目線で臨むことも大切です。

実際に感じの良くない採用担当者の部署は、患者にもスタッフにもあまり良い環境ではありませんでした。

内部の状況を面接の際に知ることができると言っても良いぐらいですね。

ぜひ、面接の際には採用担当者を観察してみてください。

③面接内容・小論文は基本的にポジティブ思考で

基本的に選考過程においては、ポジティブ思考で考えて受けましょう。

と言っても、ポジティブ思考に変えて面接を受けるなどはすぐにはできないかもしれませんね。

ですが、選考過程を受ける前に一度考えてみてほしいことがあります。

それは、面接や小論文などがうまくいかなかったとしても、うまくいったとしても必ず縁がある転職先はありますので心配しないでくださいね、ということです。

どんな結果であろうと、どんなプロセスであっても、望む転職先へたどり着くことはできる。

面接や小論文の前にそう軽くでも考えるだけで、身も心も楽になりますので一度試してみてくださいね。

採用者側も明るく前向きで、ある程度の自信があれば、採用してくださる可能性は高くなります
ので、ポジティブ思考でいることが選考過程において重要なポイントとなります。

転職先選びを間違えないために

①興味のある分野について考えてみる

転職先選びにおいて間違えないように一番したいことは、希望する転職先が興味のある分野であるかどうかではないでしょうか。

そのため、まずは自分が興味のある分野について考えてみてましょう。

少しの興味でも、今後興味が広がる可能性もあるため、働いてみたい分野をリストアップしてみる
ことから始めるのが良いですね。

私の場合は、” 脳 “についてとても興味があり、人間の臓器のなかで心臓と同じぐらい大切な臓器だと思います。

また、脳機能に障害をもった患者さんとの関わりや支えになりたいという興味があったので脳神経分野の部署で今まで働いてきました。

このように、少しでも興味があると仕事の充実さや仕事に対する熱意なども大きく変わります。

興味がある分野で働くことができたら、働くモチベーションも上がります。

まずは自分が何の分野に興味があるのかを考えてみましょう。

②看護職のどの部分にやりがいを感じるのか考えてみる

次に看護師の仕事をする上でどの部分にやりがいを感じるかというところですが、転職先と言っても病院、クリニック、診療所、透析などの施設、老人ホームなど様々なな場所がありますね。

もちろん、それぞれ場所において機能する役割も当然変わってきます。

そのため、自分が看護師の仕事においてどのような場面でやりがいを感じて仕事を続けたいと思うのかを考えることは大切です。

私の場合は、患者・家族との関係を作りながら、それぞれの問題に対して一緒に解決していく過程にとてもやりがいを感じるため、病院での勤務が合っていると考えます。

そのため、看護師の仕事や役割は様々なであるため、今後看護師として続けていく上でも非常に重要になるポイントではないかと思います。

人さまざまな感じ方があると思うので、ぜひ自分自身と向き合ってどのような部分にやりがいを感じられるのかを考えてみることをおすすめします。

これは、転職前後の過程においてとても重要なことですね。

③自分自身の苦手部分について考えてみる

最後に転職先を間違えないようにすることとして、自分自身が抱える苦手分野について考えてみることです。

転職をする際に自分と向き合うことにより、自分の得意分野について考える人もいるかと思いますが、苦手分野についてもとことん考えてみても良いと私は思います。

なぜなら、苦手なことをしっかり自分で把握することで、苦手分野で働くことは避けることが出来ます。

自分を変えてまで苦手な分野へ転職する必要はありませんし、自分の得意分野だけを活かして働くことができたら良いのではないかと考えます。

もちろん、苦手分野も克服していく必要があるのではないかと考える人がいるかもしれませんが、苦手分野を克服するのには時に時間もかかりますし、ある程度のストレスもかかってしまいます。

私の場合は、興味がなかったり苦手とする分野への向上心は得ることが出来なかったため、苦手分野を避けて転職活動をしました。

そのため、苦手分野を知ることは大切であると思います。

例えば、私は透析分野が苦手であるため、透析センターへの転職選択肢はありませんでした。

ただ、一般的な看護スキルの苦手なことについては看護・仕事上必要なことなので努力が必要です。

ぜひ、一度苦手分野についてもフォーカスして考えてみてくださいね。

さいごに

自分に合った希望の転職先を見つけるのは時間がかかるかもしれません。

選び方についても迷う機会はとても多いかと思います。

一度、迷った時にはまず自分が希望する条件に優先順位をつけてみてください。

そうすることで、いくつかの求人に対して消去法で選べるようになり、理想の職場にたどり着けることになるでしょう。

まずは、自分と向き合ってみることが良いですね。

村上生

看護師

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