第二新卒の転職時期のおすすめは?準備の進め方って?キャリアコンサルタントが解説

現在第二新卒で転職を考えているみなさんが「転職をしよう」と考えたとき、頭の中に思い浮かぶのは新卒の時の就職活動ではないでしょうか。

新卒の就職活動とは違い、中途採用では転職活動の仕方を説明してくれる説明会はもちろんありませんし、友人と一緒に何かをする、ということもできません。

中には「転職をしたいけれど何からどうしたら良いのか分からない。転職活動の仕方を教えて欲しい。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな悩める第二新卒の方から聞かれることが多いのが

「転職に最適な時期」と「転職活動の準備の進め方」

についてです。

そこで今回は「第二新卒の転職時期」と「準備の進め方」という大きな疑問の回答と解説をしていきたいと思います。

第二新卒の転職に最適な時期は?

第二新卒の転職に最適な時期は、一般的な転職活動におすすめの時期から考える事ができます。

転職活動は、夏の初めから冬休み前後がおすすめの時期だと言われています。

そのため、転職活動開始から内定獲得までの日数や退職交渉、現職での引き継ぎ期間等を考慮すると、転職に最適な時期は10月1日~4月1日の入社と言えると思います。

ではなぜこの時期だということができるのか、具体的に解説をしていきたいと思います。

なぜ、夏の初めから冬休み前後がいい?

まず「転職活動におすすめの時期」が夏の初めから冬休み前後と言える根拠を、説明していきたいと思います。

これは採用する側の企業の視点に立つことで理解できます。

多くの企業は採用活動をするにあたり、要員(人員)計画というものを事前に練ります。

これは経営計画と連動しており、中長期の経営計画などに基づき採用部署や人数を決めたものです。

企業(人事)はこの要員計画をもとに採用活動を行っていくのですが、日本企業の多くは、新卒採用〇人と中途採用〇人というように採用人数の内訳を決めています。

また、計画は必達という考え方ですので、人事の採用担当の評価にも組み込まれ、年度末(多くの企業が3月)には採用のメドが立っている必要があります。

このような背景・状況で人事は、まず新卒採用のメドをつけてから不足分も含めて中途採用で補おう、という考えを持ちます。

多くの企業はマンパワーがなく、新卒採用と中途採用を同じメンバーで行っています。

最近の新卒採用は非常にパワーがかかりますので、余計に新卒採用を優先、中途採用を後回し、と考える傾向にあります。

中途採用は新卒採用が一段落した後

この前提で整理をしてみます。新卒採用は年明けから6月くらいまでがピークとなります。

したがって、中途採用にパワーをかけられるのは夏の初めから冬休み前後と言うことができます。

実際、5月のゴールデンウィーク明けくらいから求人数は増加し、秋頃にピークを迎え、年明け以降に減少するというように求人量に波があると言われています。

また、秋頃に求人がピークを迎えるのは、人事の採用担当がミッションを完遂し、評価を得るためには、年度内に計画人数の採用を完遂する必要があります。

そのため、選考の期間や内定から入社までの期間を考慮すると、遅くても10月ころには採用をスタートしていないと間に合わないからだ、という見方もあります。

書類選考から内定獲得までの期間は?

今回の考察では、中途採用の選考の期間や内定から入社までの期間も重要な要素となっています。

期間に関しては多くの方から質問の出る内容でもあるので、追加で解説をさせていただきます。

あくまでも一般的な感覚でという前提ですが、

書類選考から内定獲得までの期間は平均で3ヶ月前後、長くても6ヶ月程度

だと言われています。

また内定獲得後、退職交渉に入りますが、内定獲得後から入社までに2か月程度要するということが、転職市場では慣例となっています。

従って、活動(応募)開始から入社までの期間は平均5か月前後だとお考えいただければ良いと思います。

現職でのプロジェクトや業務の都合で退職できそうな時期が決まっている方は、逆算して活動を開始されることをおすすめします。

第二新卒の転職活動の準備の進め方とは?

転職活動の準備は、まず「自分は何をしたいのか」を考え、その上で履歴書と職務経歴書を準備することが大切だと考えます。

第二新卒の方が転職活動で直面する壁が「自分は何をしたいのか分からない」ということです。

多くの人がこの壁にぶち当たり途方に暮れます。

何をしたいのか分からない問題への対処法は?

「何をしたいのか」という質問は面接で必ず聞かれる質問のうちの一つです。

私は、転職活動を始めてから考える…では遅いと考えています。

本当に行きたい会社に巡り合っても面接で不合格になっては元も子もありません。そういったことが無いように事前に考えておくと良いでしょう。

「何をしたいのか」は転職目的とも言い換えることができます。

今回の転職で何を(=どんな仕事を)したいと考えているのか、それはなぜなのかを考える必要があります。

そうは言っても簡単に考えられるものではありません。

すぐにできることして、まずは友人や知人、先輩に話を聞くこと、そして多くの求人を見る事、だと思います。

開催されている転職フェアに行ってみることも良いかもしれません。

とにかく、求人サイトなどで多くの企業や仕事内容を見て、自分のイメージを固めていくことが良いと思います。

もちろん転職活動中に変わることもあると思いますが、事前に考えているからこそ、判断軸を持つことができるのだと思います。

また「何をしたいのか」について複数の候補を持つことも問題ないと考えています。

なかなか一つに絞り込むこともできないと思いますので、視野を広げる、可能性を広げるといった意味において、良いことではないでしょうか。

履歴書には志望動機を書く欄が必ずあります。

また職務経歴書は、あなたがやりたいことや、それにかける意欲とスキルを持っていることを証明する書類でもあります。

「自分は何をしたいのか」を考えた上で履歴書や職務経歴書を準備することによって、やりたいことが明確になり、多くの時間をかけなくてもスムーズに書類の作成ができるのです。

さいごに

以上、転職の時期のおすすめや、準備の進め方について解説をしましたが、いかがでしたでしょうか。

転職活動を成功させるために最も重要な要素は「企業の視点を知ること」だと言われています。

転職の時期や準備も、この企業視点を踏まえた上で考え、適応していくことが大切だと思います。

皆さんの転職活動の成功を心より願っています。

鈴木祐美子

キャリアコンサルタント

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