第二新卒で営業以外に転職するための5つのポイントは?キャリアコンサルタントが解説

このコラムを読んでいるあなたは、もしかすると第二新卒の営業職の方で、営業職以外への転職を考えていらっしゃる方なのかもしれません。

新卒での就職時には文系の方の7割が営業職に就くと言われています。

そのため、自分の意思とは関係なく営業職に就いている方が多いのではないかと思います。

配属時に「もしかしたら何となく営業職だろうな」と覚悟を決めていた人がいるかもしれません。

いずれにしても自分の意思で決めたわけではない仕事を続けることはなかなか大変なことだと思います。

そういった意味において、営業職以外への転職を考えることに、私も共感する部分があります。

その一方で、転職をしようと考えて求人サイトを見てみると、営業職の求人ばかりだ、と感じた人も多いのではないでしょうか。

実際に世の中の求人の25%は営業職の求人だと言われていますし、文系卒の方が就ける仕事の7割は営業職だと言われています。

「じゃあ営業職以外への転職の可能性はないのか…」と不安に感じる方もいると思いますが、そんなことはありません。

営業職以外への転職はもちろん可能です。

そこで今回は、第二新卒の方が営業職以外に転職するためのポイントを解説したいと思います。

>>【第二新卒の転職】準備・面接対策・成功例〜キャリアコンサルタント解説

第二新卒で営業以外に転職するには?

第二新卒の方が営業職以外に転職するためのポイントは以下の5つだと考えています。

1.なぜその仕事に就きたいのかを明確にする
2.その仕事で活かせる経験や知識を整理する
3.現職ではその仕事に就くことができないことを明確にする
4.営業職を離れたい理由をポジティブに整理する
5.たくさんの求人に応募をする

これからこの5つのポイントについて、採用する側である「企業の視点」で具体的に解説をしていきたいと思います。

1.なぜその仕事に就きたいのかを明確にする

第二新卒の方が営業職から営業職以外へ転職を考える、ということは未経験職種へ転職をする、ということになります。

企業が未経験者の採用で重要視するのが、なぜその仕事に就きたいのか、つまり、その仕事への志望動機です。

企業としては未経験で採用するものの、できる限り早期に戦力化してほしいと考えています。

そのために相応の育成体制の整備や教育研修の実施など育成コストを費やしますが、早期に戦力化するには本人のやる気や思いが大切だと考えています。

「何となくその仕事をしたい」という程度だと、成長スピードは鈍りますし、「こんなはずではなかった」と早期に離職をしてしまうリスクがあります。

企業はある意味、仕事への志望動機で応募者のこの仕事でキャリアを積んでいくんだ、という覚悟を問うていると言っても良いと思います。

そのため、ご自身の経験や体験をベースに志望動機を練り上げると良いと思います。

2.その仕事で活かせる経験や知識を整理する

先述しましたが、企業は未経験からの採用とはいえ、できる限り早期に戦力化してほしいと考えています。

そのため、少しでも活かせそうな経験やスキルを持っている方を採用したいと考えます。

資格があるような仕事であれば資格を持っていることは優位になりますが、基本的にはその仕事を詳細まで分解して、自身のポータブルスキル(特定の業種・職種・時代背景にとらわれない能力)と合うものがあればアピールしていく、というのがセオリーになります。

ほんの一例ですが具体例をお伝えすると、人事の採用職には社内調整や社外の方との対応という要素があります。

この社内調整や社外の方と対応した経験を持っていればアピールしていく、ということです。

3.現職ではその仕事に就くことができないことを明確にする

企業は、長期就業してもらえる人を採用したいと考えます。

特に第二新卒の方に関しては早期に離職するイメージを持っていますので、面接でこの仕事に就きたいと話をしても、本当にそうなのか、他に何か理由があるのではないか、という疑問を持ちます。

その際に出てくるのが、「そんなにやりたいなら現職でやればいいんじゃないの?」という質問です。

現職でその仕事に就けない理由を整理して、明確に伝えられるようにしておくことが大切です。

4.営業職を離れたい理由をポジティブに整理する

企業は第二新卒の方が営業職から違う職種に転職しようとするとき、営業職が辛かったからだと、ネガティブに捉えている傾向があります。

この前提に立つと、志望動機や転職理由の中に営業職で頑張っていたエピソードを付加しながら、営業職以外の仕事に就きたい理由を経験や体験をもとに整理をしておくことが大切です。

5.たくさんの求人に応募をする

営業職以外の職種で未経験でも応募できる求人は、第二新卒の方には非常に人気です。

特に有名企業の未経験者歓迎求人は100人単位で応募者が殺到します。

管理部門の求人であれば、一般的に応募者が集まりにくいと言われている中小企業でも、多くの応募者が集まります。

したがって営業職以外の未経験歓迎求人は、選考に通過する難易度が高いと言えます。

転職活動を成功させるための重要なポイントに、複数の選択肢の中から選ぶ、ということが挙げられます。

しかし、特に未経験で転職する場合は、知識や知見が少ないため判断に困ることが多くなります。

だからこそ多くの企業を比較することが大切なのですが、少しずつ応募をしていると、選考通過率が低かったり、タイミング(スケジュール)が合わなかったりして、同時に複数の企業を比較することが難しくなります。

同時期に複数の面接に臨み、複数の内定を獲得することが難しくなってしまうのです。

複数の選択肢から納得感のある選択をするためには、一気にある程度の数の求人に応募をし、同時期に複数の面接に臨める状態をつくることが大切です。

転職に成功している多くの方が、少なくとも2~3社の面接に同時期に臨んでいると、私は感じています。

さいごに

第二新卒の方が営業職以外に転職するための5つのポイントに関して、企業視点をベースに解説をしました。

「転職って意外に面倒くさいな」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、何事もそうですが準備を入念にすればするほど後が楽になります。

特に転職活動は同じ企業を何度も受けることは出来ませんので、後で後悔しないためにも、またこの転職を成功させるためにも、準備にほんの少しだけ手と時間をかけていただければと思います。

納得できる転職のために頑張ってください。応援しています。

>>【第二新卒の転職】準備・面接対策・成功例〜キャリアコンサルタント解説

鈴木祐美子

キャリアコンサルタント

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