第二新卒の転職でベンチャー?メリット・デメリットは?キャリアコンサルタントが解説

第二新卒の転職を考える上で、ベンチャーを候補に入れるべきか悩んでいませんか?

ベンチャー企業というと、激務だったり福利厚生が充実していないといったネガティブな印象もあるかもしれません。

しかし、企業の99%は中小企業と言われ、IT社会の現在において、ベンチャー企業が産業を牽引している面も多くあるんですよ。

例えば、最近では「AI」という言葉をよく聞きますよね。

2016年1月に内閣府から発表された科学技術基本計画では「Society5.0」という言葉が出ています。

この「Society5.0」、私たちの身近なところでは、HR TECHやEd TECHと呼ばれるものが挙げられると思います。

そして「Society5.0」の世界観の実現を牽引している企業は数多くありますが、いわゆるベンチャー企業と呼ばれる新興の中小企業もその一翼を担っています。

そこで今回は、第二新卒の転職でベンチャー企業に転職するメリットとデメリットを解説していきます。

ベンチャー企業の定義は諸説ありますが、スタートアップ企業と呼ばれる企業も含め、新興の中小企業、という定義でお話をしたいと思います。

ただし企業の組織の状況は様々であり、全てのベンチャー企業に必ずしも共通するものではない点、ご理解いただきたいと思います。

>>【第二新卒の転職】準備・面接対策・成功例〜キャリアコンサルタント解説

第二新卒の転職でベンチャー企業を選ぶメリットは?

1.主体者として社会(世の中)を変えることができる可能性がある

多くのベンチャー企業は、独自の製品や技術、サービスで新しい市場を創り出すことによって社会(世の中)を変えていく、ということに挑戦をしています。

この社会(世の中)を変えていくことに携われることはそう多く無いと思います。

もちろん大手企業でも同じようなことは出来る可能性がありますが、ベンチャー企業は大手企業と比較して少人数ですので、多くのメンバーのうちの一人というよりは主体者として事業に関わることが可能です。

また大きな役割を担って参画していることが多く、大手企業に在籍していては味わえない達成感と充実感を感じることができる可能性があります。

2.経営に近い立ち位置で仕事ができることが多い

ベンチャー企業は、いわゆる中小企業です。

経営者(創業者)と数人の社員しかいない企業も多くあります。

世の中を変えていくということに主体的にチャレンジできる以外にも、

・会社の経営に携わることができる
・ビジョナリーな経営層と近い場所で仕事ができる

ということはベンチャー企業ならではだと思います。

大手企業の多くでは部長クラスでも同様の感覚を得ることは出来ないと思います。

この貴重な経験を若いうちにできるのがベンチャー企業のメリットだと思います。

3.裁量権が広いことが多い

大手企業には多くの組織があり、いわゆる分業制のような状態になっていることが多いです。

その仕事のミッションは組織の役割や職務分掌により限定的であり、人によっては専門性が身に付くと感じるかもしれません。

その一方で裁量権が狭いと感じる人も多いようです。

ベンチャー企業には多くの社員がいませんので、一人で何役も担い事業を推進していくことが求められることが多いです。

様々な業務を経験できるのはベンチャー企業ならではです。

将来何があるか分からないので、専門性も大切ですが、色々な経験を有しておいた方が良いと考える方も多く、この点ではメリットと言えます。

第二新卒の転職でベンチャー企業を選ぶデメリットは?

1.専門性

ベンチャー企業は大手企業と比較として裁量権が広いとお伝えしました。

ベンチャー企業では、色々な仕事を少ない人数で役割分担しながら進めていきます。

このことにより、自身のコアスキルが何かという観点で明確に言いにくくなることがあります。

幅広く色々な仕事をしているものの、何かの分野においてはその仕事だけしている人に比べれば、専門性が薄いとも言えます。

経験が幅広いから良い、広くて浅いからダメ、という訳ではありません。

「何かを究めていきたい」と考えている方には、当該企業の組織状況によってはおススメできないと考えています。

2.社内制度

新興の、つまり設立間もない企業は当然ですが資金は多くありません。

この少ない資金は当然のことながら事業の推進に活用されます。

また事業の推進を優先するため、さらには少ない人員で推進していることが多いため、給与制度や評価制度、福利厚生などの諸制度が十分に整っていない企業も多くあります。

設立数年が経過しても、必要なものやことにしか資金や時間を投資しないケースが多いので、大手企業と比較して諸制度が手厚く整っていないことがあります。

3.責任の重さ

ベンチャー企業の10年生存率は数%だ、と言われています。

それだけ会社を成長させること、新しい市場を生み出すことが難しい、と言えると思います。

一方で社員の視点で考えると、いつ会社が無くなるか分からない、自分の意志とは別に離職を迫られることがある、ということは念頭に入れておいた方が良いと思います。

もちろん、事業成長のために腹をくくって責任感を持って入社をされるとは思いますが、この覚悟は非常に大切です。

また、別の観点では人間関係の難しさを挙げる方も多くいます。

少人数でやっている中で思惑や方向性の違い、働き続ける中で見えてくる人間性の問題で関係が悪化することが多くあります。

大手企業ならば異動などの手段があるとは思いますが、ベンチャー企業では人間関係の悪化=退職という構図になりがちです。

この点もベンチャー企業で働くデメリットのうちの一つになるかと思います。

さいごに

ここまで、ベンチャーで働くメリットとデメリットについて解説してきました。

チャレンジングな環境で働くことは、ご自身のキャリアアップにつながることも多いと思います。

その一方で、大企業のように社内制度が整っていないなどのデメリットもあります。

ベンチャー企業と一言でいえども多種多様です。気になる企業があれば、その会社の人に会ってみるのもひとつです。

ぜひ、あなたが望む働き方ができる会社を見つける上で参考にしてみてくださね。

>>【第二新卒の転職】準備・面接対策・成功例〜キャリアコンサルタント解説

鈴木祐美子

キャリアコンサルタント

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