介護職のパート・無資格の仕事内容や給与は?正社員との違いは?介護福祉士が解説

介護の職場だけではありませんが、仕事をする際の雇用形態は様々です。

介護の職場では、初任者研修や介護福祉士を取得して働く人もいれば、資格を持たずに働く人もいます。

また、常勤として働くのか、パート(非常勤)として働くのか、それとも派遣として働くのか等、雇用形態も様々です。

働く職場によって、雇用形態や資格による仕事内容や待遇は違います。

そこで今回は、介護福祉士である私が関わった事のある職場を例に挙げて書いていきますので、少しでも参考になればと思います。

※このコラムでは、非常勤での勤務形態を「パート」として表記します

>>【介護福祉士解説】介護職の転職まとめ〜仕事内容・種類・資格・給与〜

介護職のパート・派遣・常勤の働き方って?

まず、介護職のパート職員と常勤職員は、ある程度長期間にわたって、一つの職場で働き続けるつもりで仕事に就く人が多いです。

一方で、派遣職員は、ある目的の為に短期間で一定の収入を得たい人が多い印象です。

実際に私が関わっていた職場でも、数カ月間の契約期間を派遣職員として勤務したら、稼いだ収入で趣味を満喫したり、夢を追いかけたり、新しい事を学んだりする時間に充てるというスタイルの人が多く見受けられました。

一定期間が過ぎた後、再び別の職場で派遣職員として働く…という繰り返しで生活をしているという話も聞いたことがあります。

介護職、パート・無資格の仕事内容は?

無資格者の場合は?

私の関わっていた職場では、雇用形態によって行う仕事内容が分かれていました。

その中で、無資格者の場合は、基本的にパートとして採用をしていました。

有資格者の指示のもと、一緒に介助の補助に当たることはありましたが、1人で直接的な介助は行っていませんでした。

また、主な仕事内容としては現場での、

・コミュニケーション

・活動補助

・掃除

などで、利用者の計画書や職場で使う書類の作成などは行っていませんでした。

行える仕事が大幅に制限されるため、基本的には残業はなく、定時で帰宅が出来るのも特徴的でした。

介護の仕事に興味をもち、「働きながら初任者研修を受講したい」と思い、働き始める方も多い印象が見受けられました。

働きながら資格を取った方については、本人との合意を踏まえて常勤雇用に変更していました。

パートで有資格者の場合は?

パートで有資格者の方の場合、現場で直接的な介助を行うのが中心でした。

働く人のスキルにもよりますが、基本的に現場での業務は、一通り一人で行っていました。

利用者の計画や職場で使う書類の作成などは、職場によってパート職員が行う所もあるようですが、私の関わっていた職場では行っていませんでした。

初任者研修修了で働いている人は、現場で経験年数を積み、働きながら、介護福祉士の国家資格受験資格まで目指す職員もいました。

多少の残業は見られましたが、常勤職員と比べると書類作成が無い分、定時で帰宅できる日が多いのが特徴として挙げられます。

こちらのケースも、一定期間勤務をした上で、職場と本人の合意があれば常勤雇用に変更していました。

有資格者で常勤の場合は?

現場での直接な介助を行う事に加えて、後から入社してくる職員の育成係を担ったり、担当する利用者が決められ、その方の支援方法を考えたり、職場内で行われるイベントなどの企画運営などという、直接的な介助以外の仕事を行うのが特徴です。

直接的な介助以外の仕事が沢山増えていくため、勤務時間中に終わらなかった直接的な介助以外の仕事を、時間外勤務として行う事も多々ありました。

介護職、雇用形態での給与の違いは?

雇用形態による違いの話をする時に、皆さんが必ずと言ってよいほど聞いてこられるのが、給与面での違いについてです。

給与形態からお伝えすると、パートと派遣職員は「時給計算」常勤職員は「月給制」「年俸制」になる事が多いです。

基本給のみで時給を計算してみると、「パート≦常勤≦派遣職員」となる事が多いです。

常勤より派遣の方が時給計算だと高いのなら、常勤ではなくて、派遣職員で働き続ければよいのかとお思いの方もいるかと思います。

ただ、派遣職員の場合は、数カ月単位で職場をかわる事が多いので、即戦力になれる力が求められると言う点からも、時給換算として若干高く設定されているのかもしれません。

しかし、派遣職員の方が、時給が高いと一概に言えません。

常勤(会社によっては非常勤のパートも含む)に対しては、ボーナス・業績賞与・資格手当などが付く職場があるからです。

また、常勤職員に関して言えば、昇給もしていくことがあり得ます。

経験を積めば賞与などを含めない時給計算でも、派遣職員以上の金額を目指せます。

介護職、資格の有無での賞与や手当の違いは?

給与の違いの部分で少し触れましたが、雇用形態によって賞与や資格手当も違いました。

派遣社員に関しては、賞与や資格手当はつきませんが、資格の有無や経験年数等によって、派遣会社から支払われる時給が増える可能性があります。

今回は、賞与と手当てにポイントを当てていきますので、直接雇用の職員についてのみ、みていきたいと思います。

無資格者の場合

直接的な介助を一人で行えず、仕事内容に制限がある事から、有資格者と比べると金額は少ないですが賞与がありました。

有資格者でパートの場合

現場の仕事は一通り行えている為、無資格者と比べると少し多めに賞与が出ていました。

また、資格によって資格手当が支給されていました。

常勤と比べると、一部行えない仕事内容がある為、常勤の有資格者と比べると、同じ資格を有していても資格手当の金額が異なりました。

有資格者で常勤の場合は?

経験年数や仕事内容によって賞与が出ていました。

資格手当に関しても、仕事内容がパート職員や無資格者職員と比べて、多岐にわたる為、その部分を補う金額で支給されていました。

さいごに

どの働き方が良いかは、人によってとらえ方が様々です。

また、どの様な働き方にも良い点や悪い点があります。

それらを踏まえた上で、自分自身のライフスタイルと照らし合わせて働き方を考えてみてはいかがでしょうか。

>>【介護福祉士解説】介護職の転職まとめ〜仕事内容・種類・資格・給与〜

大石翔平

介護福祉士 社会福祉士

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