事務職へ転職!志望動機の書き方や例文って?企業・面接官視点で解説

有効求人倍率は毎月のようにバブル後最高値に更新され、企業の深刻な人手不足が叫ばれている「超売り手市場」の世の中。

多くの転職希望者は、自分の夢を思い描いている未来を容易に手に入れている状態なのでしょうか。

実態は全然違います。

「有効求人倍率」という数字では感じることができませんが、転職市場には大きな需給ギャップが存在していて、超買い手市場の側面もある、というのが現実です。

それではどこに需給ギャップが存在しているのでしょうか。

事務職は競争率が高い

キャリアコンサルタントとして働く私から見ると、

企業軸では大手企業(≒優良企業)
職種軸では事務職

は競争率が高いと感じています。

つまり、大手企業(≒優良企業)や事務職は、求人に対して転職希望者が非常に多いということです。

特に事務職種は、最近非常に人気が高まっている職種であり、その難易度は日を追うごとに高まってきています。

事務未経験なら志望動機はより重視

さらに増えているのは、未経験職種から事務系職種への転職希望者です。

未経験職種からの転職活動では、志望動機が一番難しいと言われており、志望動機が書けなくて悩み、つまずく人が多いのです。

また、職種未経験者の面接においては、企業(面接官)も志望動機を重視するという事実もあります。

逆に考えると、志望動機を上手く整理して伝えることができれば、難易度の高い事務職への転職は成功に近づく、とも言えます。

今回は、事務職への転職を考えている皆さまに向けて、志望動機の書き方や例文をお伝えしたいと思います。

企業・人事視点の志望動機って?

そもそも志望動機は何のために必要なんでしょうか?

志望動機が必要な理由を企業(面接官)の視点で考えていきます。

企業(面接官)は志望動機を聞くことにより、以下の3つの観点で判断していることが多いと言われています。

志望動機の書き方3つの大原則

1.早期に戦力として成り得る人材か

2.一緒に働いてみたい人材か

3.長く働いてもらえる人材か

極論ですが、志望動機の内容において、あなたが上記3つの観点を満たす人材であることを証明すれば良いのです。

それが志望動機を書く上で大原則となります。

事務職の志望動機の書き方は?

それでは事務職における志望動機の書き方を具体的に考えていきましょう。

①早期に戦力として成り得る人材か

戦力として感じてもらうには、近しい経験を持っていることや、その仕事をするのに必要もしくは役に立つと言われている資格を保有していることをアピールする必要があります。

また、未経験からの転職においては、入社後のキャッチアップには相応の努力が必要であることは間違いありませんので、その努力ができることを伝えることも大切です。

その気持ちを伝えるには、現在その仕事に就くために努力をしていること、その仕事に就きたい理由を想いを込めて熱く伝えることが良いと考えています。

②一緒に働いてみたい人材か

私はいつも相談者に、この項目の話をする時「あなたが面接官だったらどのような人を採用したいですか?」という質問を投げかけて一緒に考えています。

未経験職種に就きたい理由を熱く語ってくれる人、

その仕事に就くために相応の努力をしている人、

自社でないといけない理由を熱く語ってくれる人、

という回答が返ってくることが多いです。

ここでは、今までの仕事軸での話に加え、会社軸での志望動機の話が出てきます。

この会社軸での志望動機は非常に難しく悩ましい問題ですが、会社のHPをじっくり読みこんで、自身の価値観に共感する点を伝えると良いと思います。

③長く働いてもらえる人材か

長期にわたって就業してくれる人材かどうかを証明するには、現在その仕事に就くために努力をしていること、その仕事に就きたい理由を、想いを込めて熱く伝えることが良いと考えています。

またここでは、あなた自身が描いている将来像を伝えることも大切です。

将来像が明確であればあるほど、長く働いてもらえると感じる人が多いようです。

事務職種別の志望動機の例文

それではここで、未経験からの転職希望者が多い経理職、人事職、一般事務職の3職種で、実際に過去私が転職希望者と一緒に整理をした具体的な志望動機を例文としてお伝えしたいと思います。

経理職への志望動機の例文

私は、今回の転職では経理職に就くことを希望しています。

現職では営業をしており、少しでも多くの利益を出すために、お金やモノの流れを勉強しました。

その過程で、お金の流れや仕組みを把握することは経営に直結する大きなテーマであることを知り、その重要性に虜になりました。

そして簿記3級の資格を取得しました。

将来的には、可能であれば経理職を幅広く学んで身に付け、経営企画職に異動し、御社の事業発展や推進に貢献したいと考えています。(209文字)

人事職への志望動機の例文

私は、今回の転職では人事職に就くことを希望しています。

人事職の中でも特に採用・教育研修業務に携わりたいと考えています。

現職の取引先を回っていると、急激に会社の環境や人の雰囲気、業績が変化した会社がありました。

良く話を聞いてみると、2年ほど前から人材の採用や教育に力を入れ始めたとのことでした。

このことから企業組織におけるヒトの重要性を改めて感じるとともに、採用や研修について自身も学び携わることで、働く人や組織を良い方向に進めたいという強い想いが湧いてきました。

現職にて人事職への異動を願い出ましたが、絶対に無理だと言われたことから今回転職活動を行っています。(280文字)

一般事務職への志望動機の例文

私は今回の転職では事務職への転職を考えています。

学生時代から現在に至るまで人をサポートすることに、やりがいや喜びを感じることが多く、そのような仕事でキャリアを積んでみたいと考えています。

ExcelやWordは問題なく使えますし、資料作成やデータ入力などの経験もありますでの、全くの未経験ではないと考えています。

また、今回の応募にあたり御社のHPを拝見していましたが、社長様や社員様のインタビューを拝見していると、お客様ファーストという考え方を、現場レベルで実践していると感じることが多くありました。

たとえ非効率でもお客様ファーストを実現したいと考えて仕事をしている私の想いと共通する部分が多く、是非御社で働きたいと考えています。(314文字)

さいごに

以上長くなりましたが、実際に使われたであろう志望動機の具体例を挙げてみました。少しでも参考になれば幸いです。

改めてにはなりますが、事務職への転職に際して大切なことをお伝えします。

・仕事内容を調べ正しく理解をすること

・仕事を理解したうえで、過去の経験の中から少しでも活かせる経験を伝えること

・その仕事に就くために努力をしていることを伝える事

・その仕事に就きたいという強い気持ちを伝える事

・その企業でなければならない理由を明確に伝える事

以上の5点を念頭に志望動機を組み立てていただければと思います。

鈴木祐美子

キャリアコンサルタント

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